一度学習した英単語を忘れないためには「復習の間隔」がとても大切です。今回は言語学でも有名な理論「エビングハウスの忘却曲線」から生まれた「Space Learning」の方法をご紹介します。もう二度と同じ英単語に頭を悩ます必要はありません。 エピングハウスの忘却曲線とは 記憶と忘却(忘れるという意味)時間の関係を理解するには、まず、「エビングハウスの忘却曲線」という、超有名な実験結果を知る必要があります。ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、意味のない3つのアルファベットの羅列(られつ)を、被験者にたくさん覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験し、調べました。その結果を、グラフ化したのが「エビングハウスの忘却曲線」です。 この「エビングハウスの忘却曲線」は第二言語習得法、語彙習得法の分野でも研究対象になっており、忘却曲線を活用した効率的な復習のタイミングも明らかになっています。 また、30言語を習得したイギリスの探検家Richard Burton氏をはじめとする、言語の達人達もかつて忘却曲線に基づいて言語学習をしていた可能性が高いと言われています。 昨日まで覚えていた単語なのに何故か思いだせない…一度は見たことあるはずだけど…学習者ならそんな事は日常茶飯事ですよね? しかし、この忘却曲線の周期に基づいて復習をすればその悩みを解決することができます。 一度勉強したこと、一度暗記したことを二度と忘れないようにする方法をこれからは実践していきましょう!まずは「エビングハウスの忘却曲線」の結果から見ていきます。 勉強した1日後には74%のことを忘れている? エビングハウスの実験結果で明らかになったことが上の画像にまとめられています。実験では1度学習したことのある内容が20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%を忘れてしまうという結果になりました。 つまり、一度勉強した内容の約7割が超短期間(1日)で忘れさられるということです。その後は、ゆるやかに残った記憶が徐々に失われていきます。 例えば新出単語を10単語暗記した場合、その次の日にもう一度復習しなければ約3単語しか覚えていないということです。 肝心なことは一度勉強したことを忘れないようにするためにはどうしたら良いのか?ということですよね。 英語学習者の方のなかには、自分なりの学習法を確立して、英単語を覚える周期も自分のペースでやっている方もいると思います。 しかし、多くの学習者は不定期で不規則に英単語を暗記しています。 現在の英語の授業や学校の授業などでは、このような専門的な学習方法やアドバイスなどをもらうことは滅多にありません。したがって学習者は、知らず知らずのうちに効率的な英単語を暗記する周期に反抗しているのです。 何が言いたいかというと、ほとんどの英語学習者は非効率的に英単語を覚えようとしているという事実です。当然、非効率的な暗記方法を実践していれば、どれだけ単語を覚えようとしてもいつかは忘れてしまいます。 それでは、効率的に英単語を覚えるにはどうしたらよいのでしょうか?それは復習をするタイミングを忘却曲線に基づく周期にすればよいのです。これから紹介する周期に従って復習をすれば、あなたの記憶力定着率は格段に上がります。…